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ビデオゲームが出てくる映画
……はわんさかとありますが、その中でもあまり知られていないかもしれない作品を取り上げたいと思っています。
スウィートロード(The Wizard) 1989
プロゲーマー並の才能を持つらしい、トラウマ持ちの少年がビデオハルマゲドンなる大会に出るという作品。ということでビデオゲームがテーマというだけあり、ラインナップは豊富。TMNTやハイウェイスター、ダブルドラゴンなどいろいろ出てきますが、それ以上に考証が思い切りの良いめちゃくちゃさである意味一見の価値があります。
など見るたびに新しい発見あり。あと、ちょっとNOAの広報映画っぽさはあります。
- 作中大々的にフィーチャーされるパワーグローブ(!)しかし、なぜか左右逆に操作が入る上にアナログ入力
- マリオ3の「2面」を「ワールド2」と呼ぶ司会
- 大会にて世界初公開という設定のマリオ3で、どういうわけか観客が1W砦の隠しアイテムの場所を知っている
- スター(無敵アイテム)を取ったその瞬間にスコアが爆発的上昇するマリオ3
- アーケードにて汎用筐体でランページをプレイしようとする
- やけに肩を使って身体を揺すりながら忍者龍剣伝をプレイする太っちょ少年(ミスではないが……)
鉄の顔を持つ男(Surf Ninjas) 1993
ゲームギア(!)が結構重要な役回りを果たしていて何度も出番あり(残念ながらゲームは映画オリジナル)。ただレスリー・ニールセン目当てで観るのも、まさか面白いだろうと思って観るのもあまりおすすめはできません。言わば御大レスリー・ニールセンの無駄遣い……。
コヤニスカッツィ(Koyaanisqatsi) 1982
カルトな人気のあるこの作品にもビデオゲームがちょろっと出てきます。断続的で短いですが、当時のアーケードの様子がほぼ演出無しに撮影されているのはなかなかで、人々がミズ・パックマンに興じる様子や変なアクションを取りながらディフェンダーをプレイする少年などコマ送りして見るとちょっと興味深いものがあります。